木造軸組在来工法

日本の風土(伝統・技術)で培われた木造住宅建築。


木造軸組在来工法で建てる久建工業の家。

木造軸組在来工法とは土台、柱、梁、桁で建物の骨組(構造)をつくる建築工法です。日本の気候風土に最も適し、今日まで受け継がれてきた軸組工法は家づくりの原点です。
昔から日本には豊富な木材が身近にあり、それを適材適所に用いて建てられてきました。古民家と呼ばれる古い時代の建物が数多く残っていることでも日本建築の素晴らしさが証明されています。

木造軸組在来工法


よい家をつくるには適材適所を考えた木を使うことが大切です。


当社の建てる家は、すべてに無垢の構造材を使用します。
また、建物の要となる土台と柱には強度と耐久性に優れた国産ヒノキの4寸角(12cm)を使用し、梁や桁は幅4寸(12cm)ベースの構造材を基本仕様としています。※建築基準法の柱寸法は3寸5分角(10.5cm角)。

それぞれの特性を生かして木を用いることで、長く住み継がれる家をつくることができます。

建て方

「日本の家づくりにふさわしい木を使う。」
当社では「ぎふ性能表示材(岐阜県産材のヒノキや杉)」を使用したぎふの木で家づくり支援事業申請住宅にも対応しております。
こちらの制度を利用すると岐阜県から「ぎふの木の家」として認定されて補助金が交付されます。

構造材
ぎふの木で家づくり支援事業


一目でわかるどっしりとした建物の構造。


人の体と同じように、骨格のがっちりとした建物は安定感がありますよね。
家というのは大切な家族を守る場所でもあるわけですから、柱や梁の力強さが生み出す安心感というのは絶対に必要だと思っています。




「耐震施工について。」

構造体(柱・梁)と一体化した箱型構造。
・床の剛性 - 剛床工法。
・壁の剛性 - 面材耐力壁+筋交い。
剛床工法は従来の根太工法と違い、梁の間に小梁を組み込んでその上から分厚い構造用合板を張って水平構面の剛性を強くする工法です。面材耐力壁は、外壁の全面に構造用耐力面材(建物を”面”で支えます。)を張ることで耐震性を高めるとともに、気密の確保にも有利な為この工法を取り入れています。そして内部の要所には筋交いを入れます。