- 古くなった和室の砂壁を和柄のクロス(壁紙)を張ってきれいにするリフォームのご紹介です。
「和室の砂壁が剥がれて(めくれて)きた。」
「繊維壁のキラキラがボロボロと床に落ちてくる。」
和の風合いが魅力の塗り壁(左官壁)ですが、何十年と時が経つとこうした現象が起きることがあります。
そんな時に、壁を綺麗にリフォームする方法として。
・同じ砂壁で塗り替える。
・漆喰など別の素材で塗り替える。
という方法がありますが、最近人気があるのが和柄のクロス(壁紙)を張るという方法です。
色やデザインも豊富で防汚性もあるということで、今回の和室リフォームではお客様からクロス(壁紙)を張るという方法をお選びいただきました。
施工方法には大壁仕上げ(柱を見えなくする)と真壁仕上げ(柱を見せる)の2つの方法があります。
①大壁仕上げ:柱の上に下地の桟を打ってからプラスターボードを張ってクロス(壁紙)で仕上げる方法。※柱は壁に隠れます。
②真壁仕上げ:柱をそのまま見せたい場合は、砂壁に薄ベニヤを張ってからクロス(壁紙)で仕上げるという方法。※プラスターボードは厚みがあり柱の面(ツラ)から飛び出てしまうので薄ベニヤを使用します。
お客様から、柱はそのまま見せたいということで②の施工方法で行います。
【大工工事】
砂壁の上に、カットした薄ベニヤを接着剤とタッカーという専用の釘を使って張っていきます。
また、壁と一緒に天井もきれいにされたいということで、既存の目透し板天井を解体して下地を組み直してからプラスターボードは張って木目のクロス(壁紙)で仕上げます。
【内装工事】
薄ベニヤにパテ処理を施して十分乾燥させたあと、クロス(壁紙)を張っていきます。
和柄のデザインクロス(壁紙)でとても綺麗な和室に変わりました。
もっとおしゃれに和室の雰囲気を変えてみたい!
と言う時は、柱に色を塗ったり、カラフルなクロス(壁紙)を張って大胆なデザインにリフォームすることもできます。
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